世界がバグってる

AIの中の人のうめき声

コロナでバグった日本

はじめました。気楽にバグった世界に疑問を投げかけようと思います。

書くことを決めたのはテレビで報道される内容や知事達や議員の言動が現実とあまりに乖離してるように思えて、自分がおかしくなったのかと思った、というのがあります。自分と同じ様に感じる人に君だけじゃないよ、と。

コロナで壊れる国

日本という国は本当に意味不明で、失敗を異常に怖れて、自爆してるように思えます。 コロナに関して言うと、この国は健康意識が高いせいか、COVID-19というウイルスが猛威を振るう中でもサイトカインストームを起こして亡くなる人も少なく、むしろ、人口動態統計を見ると、死亡者は前年より8445人減少し、肺炎での死者に至っては1万7073人も減少してる。新型コロナ死者は2020年では3366人なので、肺炎が主なコロナの死因だとすると、感染症対策のために本来肺炎で亡くなっていたかも知れない13600人を超える人が死なずに済んだことになります。コロナは心不全で亡くなった人に検査して陽性でもコロナ死になるので実際は半分以下かも知れません。都のモニタリング会議でも亡くなった人が人工呼吸器を付けていた割合の低さに驚きます(重症病床かなり余ってる状態で)。

ここで重要なのは、コロナで亡くなる人を減らしたどころではなく、それ以上にコロナがなかったら亡くなったかも知れない人達をかなりの数救ったということになります。そして、そのほとんどが高齢者で、言い方は悪いですが、本来亡くなっていたかも知れない、年金で生活できる高齢者を救うために仕事に出ないと生活ができない若者が自粛させられ、人々に笑顔を与えたいと飲食店を経営していた人や、三浦春馬さんや竹内結子さんと言ったエンタメ業界の人、特に若い世代が自殺で亡くなっているのが現実です。コロナで亡くなるはずだった人を救うのでなく、コロナがなかったら亡くなってたかも知れない人を救って、コロナがなければ、いや、過剰なコロナ対策がなければ亡くなっていなかった人達が亡くなっているのに「命を守る」というのはなんなんでしょうか?詭弁過ぎて笑えません。

その結果、必要以上の自粛で、しかも"専門家"という名の風邪(季節性の感染症)以外の感染症の先生の指示の下、経済をボロボロにするという。実質-4.6兆円のGDP成長率で、特に飲食店なんてひどい話でした。

思い込みで、「会食でもらったウイルスを家庭でばらまいてる」と感染源が家庭が過半数、続いて職場と施設となっても飲食店感染説は撤回されずに酒類提供禁止もしくは休業要請まで行きました。しかし、5月13日の東京都のモニタリング会議で公表されたアンケート結果で、口頭説明部分で既婚者はほぼ会食に参加していなかったそうです。家庭内感染はどこから来たのか。飲食店ではないなら職場なのでしょうか?何れにせよ、飲食店は言いがかりで潰されたりしていたわけです。

オリンピックをストレス解消に潰そうとする人達

そんな、死者がコロナ禍で前年より減ってる日本でオリンピックを開催するのが危険と主張する意味不明な人達がいます。

まともに考えて下さい。現在の東京の感染者数はワクチンのおかげでほとんど全ての行動制限が解除されたニューヨーク(NYC)よりやや少ない水準です。海外から見たら何が危険なのか、何が緊急事態なのか。ちなみにNYCは人口842万人、東京都は1398万人です。NYCの新規陽性者を1.66倍すると東京都とのスケールを合わせた比較ができるでしょう。

そんな他国から見たらほぼ収まった水準で、国際的な4年に1度のビッグイベントを2回目の延期(実質次回2024を考えるとほぼ無理)もしくは中止とか、そんな、他国からしたらリスクがほぼなくなったと判断するような水準で国際的なイベントを中止する国で今後、開催国としてホストにするのは無理でしょう。何年もかけて、多額の資金をかけて準備するイベントの開催地として、リスクがほぼなくなってるのにゼロじゃないから中止します、なんて言われたら、そこでの開催を目指してリソースを投入すること自体が世界的なリスクになります。つまり、日本は国際的なイベントの開催地には適当じゃない国、と考えると思いますが、いかがでしょうか?

少ないリスクをゼロにしようとして大ダメージを受ける自爆国家

結局、この国の今の状況は自爆でしょう。コロナのダメージより、コロナ対策のダメージが大き過ぎる。コロナ禍というより、コロナ対策禍であり、完全な人災です。

言ってみれば実用に耐えうる石橋に力士集団を乗せて、少し不安に感じる、ということで、体重30kgの人にも渡らせずにハンマーで叩いて叩いて、叩き壊して、ほら、やっぱり危ない、と純金の橋を作って、時間とお金はかかったけど丈夫な橋ができたね、と借金だけが残る。そんな喜劇を見せられているようです。

元々、欧米諸国のような中年以降は肥満だらけになる健康に問題のある国の問題に火が付いたら、対岸で燃え移らないにも関わらず大規模な消防活動の準備をして疲弊した状態で、戦犯は(真実を伝えずに・・・亡くなっているのはほぼ高齢者でコロナの死者の平均年齢は平均寿命とほとんど変わらなかったり、若い世代の重症は宝くじレベルなのにリスクがあると煽り、死者数が前年より減ったことも伝えず、不安でテレビを見るように仕向けようとした)マスコミと専門外の専門家(ITで言うところのwebデザインの専門家が習ったことも使ったこともない機械学習を独学で指導してるイメージ=専門領域の中の別分野)とその意見を聞きすぎる政治家でしょう。

本当の世論はSNSと違う

また、SNSを見て政治家が世論と判断してる、マスゴミが世論として報道してるように見える現状は非常に危険だと思います。 というか、朝の情報番組もSNSドライブレコーダーと中国のびっくり事件ばかりで、ホント時間の無駄に感じます。チンアナゴをボーッと見る時間と大差ない情報量かも知れないです。

竹中平蔵先生の「世論はよく間違える」はその通りです。テレビやSNSを見ると、コロナの状況を見るのに適切な指標が「新規陽性者数」(偽陽性があるので感染者とは言いません)と大多数が思っているように見えるのは良い例です。20代が100%で5000人の陽性が都内で1日に報告されたら、彼らは地球が終わったような反応をするかも知れませんが、彼らの内で重症化するのは1人か2人がいいところですし、亡くなりもしないでしょう。

そして、外を歩くとわかりますが、感染症対策の優先順位もグダグダです。ほとんどの人がマスクをして、お店でアルコールを手に取って家に帰ったら手洗いうがいをすれば完璧な感染症対策をしてる、と思ってるように見えます。

SNSでよく見るのはほとんどがネガティブな反応で、いわゆるノイジーマイノリティです。「すごく良い!」は言語化されますが、「まぁまぁ良い」や「普通」、「どうでもいい」は可視化されません。サイレントマジョリティーが無視されて愚かなノイジーマイノリティに右往左往してるのが日本です。政治家までSNSを見て世論と思ってるようで、頭が痛いです。

感染症対策について

SNSを見てておかしいと感じるのですが、感染症対策は感染経路ごとに優先順位を付けて対策すべきだと、僕は考えます。

  • 飛沫感染
    1. 距離を取ること:1mでほぼ安全、2mあれば感染力のある飛沫は蒸発もしくは落下します
    2. マスク:大きい飛沫はマスクの網目に引っかかって止まります

飛沫感染に関しては距離が絶対でしょう。届かないものは感染源になりようがない。アメリカのシアトルで拳銃を持ってる人がいても日本で撃たれることはありません。届かないものはリスクではありません。マスクは"大きい飛沫"限定ですし、大きい飛沫がシャボン玉のように網目に当たって割れて飛んだら、マスクに当たって近くの人にかかる事はありそうですが、網目は吸引力あるのでしょうか?日本の感染が止まらないのはマスクを信用し過ぎたことにあると思います。シートベルトをしていても衝突事故で死ぬことはあります。「シートベルトをしてるから危険運転しても平気」でなく最初から安全運転した方がいいです。そういうことです。マスクは万が一を和らげる効果しかないと思う方が安全でしょう。

  • 接触感染
    1. 手洗い
    2. アルコール消毒

ほとんど手洗いで防げると思っています。結局顔を触ると言っても、それだけで感染ることは少ないように思え、やはり手でグラスを触ってそれを口に付けて、というような経路が多いと思います。アルコール消毒を店に入る度にしてひどい肌荒れになってる人もいますが、バカバカしいな、と。少しでもウイルスが手に付いたら感染するかのようなアルコールの使いっぷりの人が結構いますが、ほとんど感染予防に寄与してない気が。アルコールが役に立ってるのはレストランの入口くらいでしょう(僕は飲食店では基本的にトイレで手を洗いますが)。

また、マスク飲食とか最悪ですよね。自分の口からの呼気や発生、咳でマスクに付いたウイルスをマスクの上げ下げで手につけて取皿や食器を触って、そこ経由で他の人におすそ分けします。手を洗おうが、新しく出たウイルスを手に付けるわけで、意味ないです。むしろリスク上がり過ぎでしょう。BBQで感染るのも、缶や紙コップを気づかずに共有しての接触感染が大半に思えます。

空気感染と言っても結核レベルではなく、小さい飛沫が空気中に漂ったケースです。一つ一つは感染力が弱いかほぼないレベルですが、その濃度が上がれば大きな飛沫と変わらない水準になりそうです。これに関しては濃度の問題だと思うので換気は有効でしょう。

最近笑ってしまった話が、アクリル板で換気が阻害される話です。これが、日本の"専門家"がやれという感染症対策です。

こういう対策やマスク会食を薦める専門家をいつまでも崇拝できる人達の頭はバグっているのではないでしょうか?富岳のおもしろ動画もそうですが、科学に弱い人の権威やなんちゃって科学への信仰はすごくて、「頼む、普通に考えてくれ」と思う毎日です。

その専門家が「外でも感染る、路上飲みは止めてくれ」、とか言ってますが、それ、換気意味ないと言ってるようなものだし、距離の取れる外なんだから、距離取って缶や瓶は共有せずに楽しんでくれ、と言った方がまだマシでしょう。なんで換気設備の整ってる飲食店で大丈夫だったのに、外でダメになってるのか。なぜ、路上飲みで感染るのなら、ほとんどの飲食店でクラスターが起きなかったのか、という話です。酒類提供禁止を破って提供して、時短の時間を超えて営業してるお店を「絶対クラスター起きる」「怖すぎ」とかSNSで言ってる人もいますが、だった、去年の冬とか21時以降やってた飲食店のほとんどでクラスター起きてたのでは?みたいな話です。意味がわからん。

風邪なのにね

そして、緊急事態宣言を解除したらまたすぐに感染拡大する、って言ってる人が大量にいますが、大丈夫?コロナウイルスって元々、風邪の、季節性の感染症だったの覚えてる?という感じです。オリンピックで人流が、とか言ってますが、8月とかほとんどの地点で滞在人口は元々減ります。暑いし学校ないし。人流がオリンピックで増えても1箇所数万人(10万のオーダーにはならない)がいいところで、東京の67万人いる学生の90%が部活だけのために夏休みだけど学校行っても人流変わらないという話です。

NYCですら去年の8月の平均の1日の新規陽性者は1000人割ってたのに、緊急事態宣言解除したら2000人超すとかなぁ。元々風邪のウイルスですよ?それ、もはや変異というか別物になってるのでは?

イギリス株すごい、インド株すごい、とか言っても、もはや4月の緊急事態宣言以降は若い世代はかかっても別にいい、という行動に変わっても今程度の感染状況で、新宿三丁目とか上野、渋谷の週末出歩いてみると、こんだけ人が溢れても全然感染ってないのに、何が感染力最強なんだ、結局今は夏に向かってんだぞ?という感じです。

あとがき

ちなみに僕は感染症の専門家でも医療従事者でもないので、ここの情報は自身の責任の元でご利用下さい。